結束バンドでらくらく作業
2020年2月9日

屋外使用のケーブルは塩化カルシウムに注意が必要

殆どの家電製品は電源やデータを供給する為にケーブルと繋ぐ事が必要ですが、多くの場合は室内で使用しているので長年使用していても劣化などの心配はないです。

しかし屋外で使用する場合には注意が必要で、例えば樹脂製の洗濯ばさみを見ても分かる様に何年も屋外で使用していると、劣化して非常にもろくなりすぐに割れてしまいます。ケーブルは家電製品と接続する為の銅線などの金属を柔らかい樹脂で覆い絶縁しているのですが、この樹脂が様々な理由で劣化して中身がむき出しになると大変危険です。樹脂が劣化してしまう理由は色々とあり、紫外線や雨風などが大きな理由ですがその中に塩化カルシウムも原因になっています。

塩化カルシウムとは雪国や路面が凍結しやすい所に住んでいる方には結構馴染みがある物で、路面の凍結防止剤に含まれている成分です。特に豪雪地帯では路面に積もった雪を溶かす為に、散布車が定期的に大量に撒いているので、屋外で使用していると影響を受けてしまいます。そうした影響を受けて劣化し中身がむき出しになっている事を知らないまま使用を続けていると、家電製品の動作不良や故障に漏電などのリスクがあるので注意が必要です。

対策としては散布車が蒔いた時には早急に水で洗い流すと言う方法もありますが、毎回と言うと結構大変なので塩害を受けない様にカバーを付けておくと結構安心出来ます。また塩化カルシウムの影響にも耐えられるケーブルを使用する方法もあり、実店舗は勿論の事ですがネットの通販サイトなどで探してみると耐性に優れた物を見つける事が可能です。

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