結束バンドを使う上で重要なのは、耐久性です。
一般的な用途、つまり部屋にあるケーブルをまとめたりするくらいでしたら、特殊な耐久性は必要ありませんが、特殊な環境で使用する場合には必要になる事があるのです。特に屋外で使用する場合には注意が必要です。屋外で使用した場合、避けられないのが太陽光を受け続ける事によって起こる紫外線の弊害です。この弊害は結構深刻で、結束バンドの耐久力を著しく減らしていきます。
結束バンドは物をまとめる際にしようしますので、すぐに壊れてほどけてしまっては仕事や作業をする際に困ってしまうのです。そうならない為には、太陽光に強い『耐候性』がある素材で作られている結束バンドを使う必要があります。太陽光に当たり続けると、プラスチックの分子構造が分解されていき、壊れていってしまうのです。
なので、もしも屋外で太陽光の結束バンドを使う事になる際には、出来るだけ太陽光に含まれている紫外線が当たり続けても大丈夫なように、耐候性が優れている物を使いましょう。このような特殊な耐久性を持った物は値段が少し高めになってしまいますが、それは作業中にトラブルが起こったり、やまとめた物がバラけないようにする為に必要な投資だと思って買いましょう。耐候性ナイロン66、耐候性ポリプロピレンなどが太陽光の紫外線に強い素材の代表になります。ただのナイロン66やポリプロピレンではあまり耐久力はありませんので、きちんと見ておきましょう。