ケーブルは断線すると様々なトラブルに繋がるため、耐久性の高いものを使用することが重要となります。
ケーブルは雨や風、雪など天候に関係した影響を受けることが多くあります。そこで耐候性の高いケーブルを使用することも有効です。高い耐候性を持っている素材として挙げられるのがエチレンプロピレンゴムであり、この素材を使って長期間の使用を可能にしているケースが多くあります。エチレンプロピレンゴムを使用することにより、電気的特性や耐オゾン性の優れた機能を持ちます。
最大で80度までたえられる高い耐熱性も魅力です。耐候性は天候に対する耐性を示すものですが、日本は地域ごとに天候の違いが大きい国なので、そのことを踏まえて選ぶことが重要となります。例えば東北地方では降雪に耐える製品を選択しなければなりませんが、沖縄であればそういった問題はほとんどありません。
ただし、昨今では異常気象と呼ばれる状態になるケースも多く、その地域で想定されていなかった天気になることがあります。その点を理解し、様々な天気に対応できる耐候性ケーブルを見つけることも大切です。どんな耐久性の高いケーブルを使用していたとしても、経年劣化で壊れてしまうことはあります。そのため、定期的に点検を実施してトラブルを早期に見つけることも重要と言えるでしょう。設置の仕方も製品を長持ちさせられるかどうかに繋がることがあるので、専門の業者に依頼することも選択肢の1つとなります。